分散台帳(distributed ledger)は、取引の記録(台帳)を 1か所のサーバーではなく、ネットワーク上のたくさんのコンピュータ(ノード)が同じコピーとして持ち合う 仕組みです。英語の頭文字から DLT(Distributed Ledger Technology)とも呼ばれます。
ふつうの銀行システムは、中央にある1つの台帳を銀行が管理します。これに対し分散台帳では 中央の管理者がいません。新しい取引が起きると全ノードに伝わり、コンセンサスアルゴリズムで「正しい記録」を全員でそろえます。
graph TD T["新しい取引"] --> N1["ノードA<br/>台帳のコピー"] T --> N2["ノードB<br/>台帳のコピー"] T --> N3["ノードC<br/>台帳のコピー"]
こうすると、一部のコンピュータが壊れたり嘘をついたりしても、多数派の正しい記録が残るため、止まりにくく・改ざんされにくい システムになります。ブロックチェーンは、この分散台帳を実現する代表的な方式の1つです。記録の検証に参加するノードを バリデータ と呼びます。