プロセス は、OS から見た「いま動いているプログラム1つ分」の単位です。起動したアプリはプロセスになり、それぞれが独立した メモリ 空間を割り当てられます。あるプロセスが誤作動しても、別のプロセスに直接被害が及びにくいのは、この分離のおかげです。
スレッド は、1つのプロセスの中で並行して進む 作業の筋 です。プロセスが「1つの作業場」なら、スレッドはその中で同時に働く「複数の手」にあたります。
flowchart TD P["プロセス(アプリ1つ)"] --> T1[スレッドA:画面の更新] P --> T2[スレッドB:データの読み込み] P --> T3[スレッドC:計算]
1つのアプリを複数スレッドで動かすと、「重い計算をしながら画面の反応も保つ」といったことができ、待ち時間を減らせます。一方で、複数のスレッドが同じデータを同時にいじると食い違いが起きるため、順番を整える工夫(排他制御)が必要になります。