脆弱性(ぜいじゃくせい)は、ソフトウェアやシステムにひそむ セキュリティ上の弱点・欠陥 です。放置すると、攻撃者にとって侵入や悪用の糸口になります。
脆弱性は、さまざまな原因で生まれます。
- プログラムの作りの甘さ … 入力の扱いが不十分(SQLインジェクション や XSS など)。
- 設定のミス … 公開すべきでないものを公開している、初期パスワードのまま。
- 古いソフトの放置 … すでに知られた欠陥がふさがれていない。
見つかった脆弱性には、修正プログラム(パッチ)を当てて対処します。そのため、OSやソフトを最新に保つ ことは、もっとも基本的で効果的な防御です。
深刻な脆弱性には共通の識別番号(CVE)が付けられ、世界中で情報が共有されます。特に危険なのが、修正が出る前に攻撃される ゼロデイ脆弱性 です。完璧に穴のないシステムは存在しないため、「見つかったら素早くふさぐ」体制と、被害を抑える多層の守りが重要になります。