ランサムウェア は、感染した機器の データを勝手に 暗号化 して使えなくし、元に戻す代わりに身代金(ransom)を要求する マルウェア です。
近年、企業や病院、公共機関が被害に遭い、業務が完全に止まる深刻な事件が世界中で起きています。最近は「支払わなければ盗んだデータを公開する」と脅す 二重脅迫 の手口も増えています。
重要なのは、身代金を払っても、データが戻る保証はない ことです。払うことで攻撃者を利し、さらなる標的にされる恐れもあります。
そのため、対策の中心は「感染しても復旧できる備え」です。
- バックアップ を、離れた場所に取っておく … これが最も現実的で強力な備え。感染機器から切り離しておくのが鍵。
- 脆弱性 をふさぐ … OSやソフトを最新に保つ。
- 不審なメール・添付を開かない … 主要な感染経路をふさぐ。
- 権限を絞る … 感染時の被害範囲を小さくする。
「入られない工夫」と「入られても戻せる備え」の両輪が、ランサムウェア対策の基本です。