マイグレーション は、データベース の スキーマ(構造)を 変更していく作業や、その手順を記録した仕組み です。「カラムを1つ追加する」「テーブルの形を変える」といった変更を、順を追って安全に適用します。
運用を始めた後のスキーマ変更は、慎重さが必要です。すでに大量のデータが入っており、ミスをすればサービスに影響するからです。マイグレーションの仕組みは、これを助けます。
- 変更を1ステップずつ記録 … 「いつ・何を変えたか」の履歴が残る。
- 順番に適用できる … 空のデータベースでも、履歴どおりに実行すれば同じ状態を再現できる。
- 前に戻せる … 問題があれば、変更を巻き戻せる(ロールバック)。
これは、コードの バージョン管理 を、データベースの構造に対して行うようなものです。チーム全員が、同じ手順で自分の環境の構造をそろえられます。多くの フレームワーク や ORM が、マイグレーションの仕組みを備えています。