オブジェクト は、データ(状態)と、それを操作する処理を ひとまとめにした「もの」 です。多くは クラス という設計図から作られます(インスタンスとも呼びます)。
たとえば「ユーザー」オブジェクトは、name = "田中", age = 20 といったデータと、「自己紹介する」「年齢を増やす」といった処理を、1つの塊として持ちます。データと処理がバラバラにならず、まとまっているのが特徴です。
この考え方には、次の利点があります。
- 現実に近い形で表せる … 「ユーザー」「商品」「注文」など、扱う対象をそのままモデル化できる。
- 中身を隠せる … 外からは「自己紹介して」とお願いするだけでよく、内部の細かい作りを知らなくて済む(カプセル化)。
オブジェクトどうしがメッセージをやり取りしながら協調して動く——この設計スタイルが オブジェクト指向 です。オブジェクトはその主役にあたります。