導入
ここから手を動かします。サーバーに入って最初にやることは、決まって「確認」です。「自分は誰として入っている?」「ここはどのサーバー?」「どんな OS?」。それを教えてくれるのが whoami・hostname・uname・id の4つ。今後ずっと使う、あいさつのようなコマンドです。
説明
下の端末にコマンドを打って Enter を押すと、その場で結果が返ります。まずは自分の名前を確認する whoami(who am I =私は誰)です。
whoami
user と返ってきました。プロンプト左側の名前と一致しているはずです。次に、今いるサーバーの名前(ホスト名)を hostname で確認します。
hostname
becomecoder と出ます。複数のサーバーを行き来していると「今どのサーバーにいるんだっけ?」と分からなくなるので、hostname で確かめる習慣が身を守ります。
OS やカーネル(Linux の核)の情報は uname で見られます。-a(all)を付けると全部まとめて出ます。
uname -a
Linux becomecoder 6.1.0 ... x86_64 ... のように、「OS は Linux」「アーキテクチャは x86_64(64bit)」などが読み取れます。「このサーバー、そもそも何で動いてる?」の答え合わせです。
最後に、自分の権限まで含めて詳しく見るのが id です。
id
uid=1000(user) gid=1000(user) groups=1000(user),27(sudo),... のように、ユーザー番号(UID)や所属グループが分かります。sudo グループに入っていれば「管理者権限を借りられる人」です(第5章で詳しく扱います)。
flowchart LR
Q["サーバーに入ったら<br/>まず確認"] --> A["whoami<br/>私は誰?"]
Q --> B["hostname<br/>ここはどこ?"]
Q --> C["uname -a<br/>何のOS?"]
Q --> D["id<br/>どんな権限?"]
やってみよう
whoami → hostname → uname -a → id の順に打って、「自分は user として becomecoder に入っていて、OS は Linux」という現在地を、自分の目で確かめましょう。uname は -r(カーネル版だけ)や -m(アーキテクチャだけ)でも試せます。
演習
今ログインしているサーバーの ホスト名 を表示してください。
ヒント1を見る
ホスト名(サーバーの名前)を出すコマンドは hostname です。
ヒント2を見る
hostname と打つと becomecoder と返ります。