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BecomeCoder

サーバーコース · 第5章 実務への橋渡し · レッスン22

サーバー構築の流れ ― 契約からデプロイまで

ローカル実施

導入

「Web サービスを世界に公開する」とき、実際には何を、どの順でやるのでしょうか。ここまで学んだコマンドが、その流れのどこで登場するのかを地図にします。断片だった知識が、一続きの作業として見えてきます。

説明

サーバーを借りて、サービスを公開するまでの典型的な流れは、次の6ステップです。

flowchart TD
    S1["① サーバーを借りる<br/>クラウド/VPSを契約<br/>グローバルIPが割り当てられる"] --> S2["② SSHで入る<br/>ssh user@IP(第1章)"]
    S2 --> S3["③ 初期設定<br/>ユーザー作成・sudo・<br/>ファイアウォールで22/80/443だけ開ける(第5・8章)"]
    S3 --> S4["④ ソフトを入れる<br/>nginx・DB などを<br/>インストール(apt/yum)"]
    S4 --> S5["⑤ アプリを置いて起動<br/>systemctl で常駐化(第7章)"]
    S5 --> S6["⑥ ドメインをつなぐ<br/>DNSで名前→IPを登録(第6章)"]

各ステップで、このコースの内容がそのまま効いてきます。

  • ② SSHで入る … 第1章。手元から ssh user@203.0.113.10 でサーバーへ。
  • ③ 初期設定 … 第5章(ユーザーと権限・sudo)と第8章(ファイアウォール)。まず「必要な窓口だけ開ける」。
  • ④ ソフトを入れる … このコースでは深入りしませんでしたが、sudo apt install nginx のようなパッケージ管理コマンドで、/usr/bin に実体が、/etc に設定が置かれます(第2章の地図)。
  • ⑤ 起動と常駐化 … 第7章。systemctl startenable で、再起動しても立ち上がるようにする。
  • ⑥ ドメインをつなぐ … 第6章の DNSexample.com を借りたサーバーの IP に向ければ、名前でアクセスできるようになる。

そして公開後は、curl で動作確認し(第6章)、journalctltail -f でログを見張り(第7・9章)、topdf でリソースを確認する(第7章)——学んだコマンドが、そのまま日々の運用道具になります。

「サーバーを一度も立てたことがない」状態から、この6ステップの地図があるだけで、何を調べればいいかが分かります。細部(どのクラウド、どのソフト)は案件ごとに違っても、流れと勘所は共通です。

この章のまとめ

  • サービス公開は「借りる→SSH→初期設定→インストール→起動→DNS」の6ステップ
  • 各ステップに、このコースで学んだ章がそのまま対応する
  • 公開後の運用(確認・監視・調査)も、学んだコマンドがそのまま使える