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BecomeCoder

サーバーコース · 第3章 サーバーを安全に整える · レッスン16

パッケージ管理 ― aptでソフトを入れる・消す・更新する

ブラウザで完結

導入

サーバーに Web サーバーやデータベースを入れたいとき、Windows のように「インストーラーをダウンロードしてダブルクリック」——とはいきません。Linux では、ソフトの入手・更新・削除をまとめて面倒みてくれる パッケージ管理ツール を使うのが基本です。

説明

Debian・Ubuntu 系のディストリビューションでは apt(Advanced Package Tool)が標準です(RedHat・CentOS 系では yumdnf が同じ役割を担います)。

コマンド意味
sudo apt updateパッケージの一覧情報を最新に更新する(インストールはまだしない)
sudo apt install パッケージ名ソフトをインストールする
sudo apt remove パッケージ名ソフトを削除する
apt list --installedインストール済みのソフト一覧を見る
apt show パッケージ名パッケージの詳細情報を見る

まず apt update で、「今どんなパッケージが、どのバージョンで存在するか」というカタログを最新にします。これはインストール操作ではなく、あくまで一覧の更新です。ソフトを入れる・消すようなシステムを変える操作には、前のレッスンで学んだ管理者権限が必要です。

sudo apt update

インストール済みのソフトを確認してみましょう。これは一般ユーザーでも実行できます。

apt list --installed

特定のパッケージの詳細(バージョンや説明)を見るには apt show です。

apt show nginx

Web サーバー nginx を実際にインストールするコマンドは、これだけです。

sudo apt install nginx
flowchart LR
    A["sudo apt update<br/>カタログを最新化"] --> B["sudo apt install nginx<br/>ソフト本体を取得・配置"]
    B --> C["/usr/sbin/nginx に実体<br/>/etc/nginx/ に設定"]

インストールされると、プログラム本体は /usr/sbin//usr/bin/ のような場所に、設定ファイルは /etc/ 以下に置かれます——第2章で見た「ディレクトリの地図」が、ここでもそのまま生きています。インストールしただけではまだ起動していないことも多く、次の章で学ぶ systemctl で起動・自動起動の設定まで行って、はじめて使える状態になります。

不要になったソフトは remove で消せます。

sudo apt remove nginx

updateupgrade は名前が似ていて混同しがちです。update は「カタログを最新にする」、upgrade は「実際にインストール済みのソフトを新しいバージョンへ上げる」——別の操作です。多くの現場では sudo apt update && sudo apt upgrade をセットで実行します。

やってみよう

sudo apt update でパッケージ一覧を最新化し、apt list --installed で今入っているソフトを眺めてみましょう。apt show nginx で詳細情報を確認したら、sudo apt install nginx で実際にインストールしてみてください。

演習

nginx というパッケージをインストールしてください。

ヒント1を見る

インストールは apt install パッケージ名。システムを変える操作なので管理者権限が必要です。

ヒント2を見る

sudo apt install nginx

実際に動かしてみよう

本文のサンプルや演習のコードは、コードブロック右上の「コピー」ボタンでコピーして、下のエディタに貼り付ければそのまま実行できます。

Linux シェル(シミュレート)

ブラウザ内でコマンドを試せる仮想シェルを読み込みます(本物のLinuxカーネルではなく学習用の再現です)。
スクロールして表示された時点でも自動で読み込まれます。