導入
echo は画面に文字を出すいちばん基本のコマンドです。単純に見えて、空行の出し方や記号の扱いに小さなクセがあります。ここで押さえておくと、後で「なぜか表示されない」という詰まりを避けられます。
説明
echo の後ろに書いた文字がそのまま表示されます。
@echo off
echo Hello, Batch!
echo 日本語もそのまま出せます
空行を出したい ときは要注意です。echo だけだと「表示のオン/オフ状態」が出てしまうので、空行には echo.(echo にドットをくっつける)を使います。
@echo off
echo 1行目
echo.
echo 空行をはさんで3行目
<、>、|、& などの記号は、バッチにとって特別な意味を持ちます(次のレッスン以降で扱うリダイレクトなど)。文字としてそのまま表示したいときは、前に キャレット ^ を付けてエスケープします。
@echo off
echo 割引率は 50^% ではなく^: と書く場面もある
echo A ^& B ^| C
%の落とし穴 バッチファイルの中では%は変数の記号なので、%そのものを表示したいときは%%と2つ重ねます(コマンドプロンプトに直接打つときは1つでOK)。この違いはforのところで再び出てきます。
やってみよう
echo. と echo(ドットなし)で出力がどう違うか、手元の .bat で試してみましょう。ドットなしだと ECHO は <off> です。 のような状態表示が出てしまうのが確認できます。