導入
データベースの中身は、突きつめると 表(テーブル) です。Excel のシートを思い浮かべてください。横1行が「1件のデータ」、縦の列が「その項目」。DB とは、こういう表を貯めておき、あとから自在に取り出せる場所のことです。まずは本物の表を1つ、そのまま画面に出してみます。
説明
users テーブルの中身を全部見るには、こう書きます。細かい文法は次の章で学ぶので、今は「おまじない」として実行してかまいません。
SELECT * FROM users;
FROM users が「users という表から」、SELECT * が「全部の列を取り出す」という意味です。実行すると、会員が1行に1人ずつ並びます。
このとき、表の各部分には名前が付いています。呼び名を先に図で掴んでおきましょう。
flowchart TB
subgraph T["users テーブル"]
H["id ・ name ・ age ・ city ・ joined_at ←── 各列が「カラム(列)」"]
R1["1 ・ 佐藤 ・ 28 ・ 東京 ・ 2025-04-10 ←── この横1行が「レコード(行)」"]
R2["2 ・ 鈴木 ・ 34 ・ 大阪 ・ 2025-06-22"]
R3["3 ・ 高橋 ・ 22 ・ 東京 ・ 2025-09-15"]
end
- テーブル(table)… データをためる表そのもの(例:
users)。 - レコード(record/row/行)… 横1行。ここでは「会員1人分」。
- カラム(column/列)… 縦の1項目。ここでは
nameやage。 - フィールド(field)… 行と列が交わる1マスの値(例: 佐藤さんの
age= 28)。
1件が1行にきれいに揃っているから、あとで「30歳以上だけ」「東京の人だけ」と機械的に絞り込めます。バラバラのメモ書きではこうはいきません。「データを表の形で持つ」こと自体が、DB の最初の強みです。
やってみよう
下の実行環境で SELECT * FROM users; を実行し、会員が表で出ることを確かめましょう。行が「1人分」、列が「項目」になっている感覚を掴めれば十分です。
演習
同じ要領で、商品の一覧 products テーブルの中身を全部表示してみてください。
ヒント1を見る
FROM の後ろのテーブル名を products に変えるだけです。SELECT * FROM products;