導入
最後に、このコースの「安心して手を動かすための仕組み」を体験しておきましょう。プログラミング学習で最ももったいないのは、「壊したら怖い」と思って手が止まることです。ここでは、あえてデータを書き換えてみます。
説明
このコースの DB は、あなたのブラウザのメモリ上にだけ存在します。サーバーにも誰かの本番データにも一切つながっていません。だから、追加・書き換え・削除、何をしても本物には影響しません。そして困ったら、ウィジェット上部の「DBを初期状態に戻す」ボタンを押すか、ページをリロードすれば、毎回まっさらな初期状態に戻ります(メモリ上だけにあって消えると元に戻る性質を 揮発性 といいます)。
つまり、このコースでは何度でもこのサイクルを回せます。
flowchart LR
A["初期状態<br/>(佐藤=東京)"] -->|"UPDATE で書き換え"| B["変わった状態<br/>(佐藤=札幌)"]
B -->|"SELECT で確認"| C["変化を目視"]
C -->|"リセット/リロード"| A
試しに、id が 1 の会員の都市を「札幌」に書き換えてみましょう。
UPDATE users SET city = '札幌' WHERE id = 1;
実行したら、本当に変わったか確認します。
SELECT * FROM users;
id が 1 の人の city が「札幌」になっているはずです。データを書き換えた、という手応えがあれば成功です。ちなみに、これから使う SELECT(取り出す)に対して、UPDATE(書き換え)・INSERT(追加)・DELETE(削除)のようにデータを操作する命令が、前レッスンの地図でいう DML です。
やってみよう
上の UPDATE を実行 → SELECT * FROM users; で変化を確認 → 「DBを初期状態に戻す」ボタンを押す → もう一度 SELECT * FROM users;。リセットで元の都市に戻っていることを確かめてください。「いつでも戻せる」とわかれば、もう怖いものはありません。
これで準備は完了です。次の第1章から、SELECT や WHERE といった SQL の文法を、実際に書きながら身につけていきましょう。