可用性(アベイラビリティ)は、システムが 止まらずに、使い続けられる度合い です。サービスが動いている時間の割合で表され、「99.9%」のように示されます。
この割合は、俗に「ナイン」の数で語られます。9が多いほど、停止時間が短いことを意味します。
- 99%(ツーナイン)… 年間で約3.65日の停止。
- 99.9%(スリーナイン)… 年間で約8.7時間の停止。
- 99.99%(フォーナイン)… 年間で約52分の停止。
高い可用性を実現するには、「1つ壊れても、全体は止まらない」仕組みが欠かせません。
- 冗長化 … 同じものを複数用意し、予備を持つ。1台故障しても、別が肩代わりする。
- ロードバランサ による分散 … アクセスと役割を分ける。
- 監視 … 異常を早く検知し、素早く対応する。
- 自動復旧 … 障害時に、自動で立て直す(Kubernetes など)。
サービスの信頼を支える、重要な指標です。ただし、可用性を極限まで高めるほどコストも膨らむため、サービスの性質に見合った目標を定めることが大切です。金融や医療のように、止まると影響の大きいシステムほど、高い可用性が求められます。