導入
ブラウザ内の学習はここまで。実務の Angular は「Angular CLI」を中心としたツール群で開発します。次のステップとして知っておくとよいことを紹介します(この回は読み物です)。
説明
- Angular CLI … 実際の開発は
ng new アプリ名でプロジェクトを作り、ng serveで開発サーバーを起動、ng generate component 名前で部品を追加します。CLI が土台をすべて用意してくれます。 - ファイル分割 … 実務では 1 コンポーネントを
foo.component.ts(クラス)・foo.component.html(テンプレート)・foo.component.css(スタイル)に分けるのが基本です(このサイトではtemplateに直接書いていました)。 - サービスと依存性注入(DI) … データ取得や共通ロジックは
@Injectable()のサービスにまとめ、コンポーネントのconstructorやinject()で受け取ります。Angular の中心的な考え方です。 - HTTP通信 …
HttpClientでサーバーからデータを取得します。戻り値は RxJS のObservable(非同期の流れ)で扱います。 - ルーティング …
RouterModuleで画面遷移(URLとコンポーネントの対応)を定義します。 - フォーム …
FormsModule(テンプレート駆動)やReactiveFormsModule(リアクティブ)で入力フォームを本格的に扱えます。[(ngModel)]の双方向バインディングもここで登場します。 - シグナル(Signals) … 近年の Angular は
signal()による新しい状態管理を推進しています。より少ない記述で変更検知が効きます。
まとめ
Angular は覚えることが多く見えますが、土台は「コンポーネント=デコレータ付きクラス」「[ ] は入力・( ) は出力」という一貫したルールです。この背骨が分かっていれば、CLI・サービス・ルーティングは「その上に載る道具」として順に足していけます。次は手元に ng new でプロジェクトを作り、このコースの例をファイルを分けて書き直してみるのがおすすめです。