導入
XML文書は、いちばん先頭に XML宣言(prolog) を書くのが慣例です。「これはXMLで、バージョンと文字コードはこれです」と最初に名乗る1行です。
説明
XML宣言はこんな形です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<book>
<title>吾輩は猫である</title>
</book>
宣言は <?xml で始まり ?> で終わります。中身は「属性のように見える」いくつかの指定です。
| 指定 | 意味 | よく使う値 |
|---|---|---|
version | XMLのバージョン | 1.0(必須) |
encoding | 文字コード | UTF-8(日本語を含むなら実質これ一択) |
standalone | 外部定義に依存しないか | yes / no(省略可) |
ルールは次のとおりです。
- 宣言を書くなら、文書のいちばん先頭 に置く(前に空白や改行も入れない)。
versionは必須。encodingは省略できますが、日本語を扱うならUTF-8を明示するのが安全です。- 宣言自体は 省略可能。無くてもXMLとしては成立しますが、文字コードの取り違えを防ぐために書くのが一般的です。
文字化けを防ぐ2点セット 「宣言に
encoding="UTF-8"と書く」ことと「ファイルを実際にUTF-8で保存する」ことは 別物 です。この2つが食い違うと文字化けします。日本語を含むXMLは、宣言をUTF-8にし、保存時のエンコードもUTF-8に揃えましょう。
やってみよう
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> を、XMLの1行目に書く決まり文句として覚えてしまいましょう。次のレッスンは、人間向けのメモを残すコメントです。