導入
要素の中身がテキストのときはそのまま書けますが、中身が何もない要素 もよくあります(区切り線、改行、属性だけで意味が完結するものなど)。空の要素には便利な短い書き方があります。
説明
中身が空の要素は、本来なら開始タグと終了タグを続けて書きます。
<line></line>
これを 1つのタグにまとめて 書けます。閉じ > の直前にスラッシュ / を置く形で、これを 空要素タグ(self-closing tag) と呼びます。
<line />
<line></line> と <line /> はまったく同じ意味です。属性を持つ空要素も、この形をよく使います。
<book id="b001" />
<img src="cat.png" alt="猫" />
<br />
HTMLとの違いに注意 HTML では
<br>や<img src="...">のように、閉じスラッシュなしで書くことが許されます。しかし XML では必ず閉じる 必要があり、<br>だけでは違反です。<br />または<br></br>と書きましょう。「XMLではすべてのタグを閉じる」が鉄則です。
要素の中身についても補足します。要素はテキストと子要素を 混在 させることもできます(これを混在内容と呼びます)。
<p>これは<em>とても</em>重要です。</p>
ただしデータ交換用のXMLでは、混在させず「テキストだけ」か「子要素だけ」に分けたほうが扱いやすくなります。
やってみよう
<something /> という空要素の形を覚えましょう。そして「XMLではどんなタグも必ず閉じる(空要素は /> で閉じる)」を、この章の締めくくりとして頭に刻んでおきましょう。次章では、XML宣言・コメント・特殊文字といった「記法まわり」の細部を学びます。