導入
Proof of Historyという発明から始まり、Ethereumとは異なるアカウントモデル、ネイティブなプログラム開発、そしてAnchor・トークン・NFT・テスト・セキュリティまで――このコースで学んできた内容を振り返り、次に進む先を紹介します。
説明
このコースの流れを、図で振り返りましょう。
flowchart TD
C1["第1〜3章<br/>Proof of History / アカウントモデル<br/>Ethereumとの違い"] --> C2["第4〜6章<br/>ネイティブプログラム開発<br/>entrypoint! / PDA / CPI"]
C2 --> C3["第7章<br/>Anchor<br/>ボイラープレートの解消"]
C3 --> C4["第8章<br/>SPLトークン / NFT<br/>Mint・Token Account・ATA"]
C4 --> C5["第9章<br/>テスト・デプロイ・<br/>セキュリティ"]
Solanaのプログラムが動く先には、幅広いWeb3のエコシステムが広がっています。
- DeFi … 銀行を介さない貸し借り・両替・取引所を、プログラム同士のCPI呼び出しで組み合わせて作る。
- NFT/コレクション … 第8章で学んだMint+メタデータの仕組みの上に、マーケットプレイスやゲームのアイテムが構築される。
- dApp … ウォレット接続・IDLを使ったクライアント呼び出し(第9章)を土台に、フロントエンドと組み合わせて作る分散型アプリケーション。
また、SolanaのノードがPoH+PoSで合意形成を行っていることに触れましたが、実際にブロックを検証し提案する担い手が バリデータ でした。トランザクションを送るたびに支払う手数料(ガス代に相当するもの)は、Ethereumと比べて非常に低コストである点も、このコースの前半で見た設計上の特徴でした。
学習をさらに進めたい人には、次のリソースをおすすめします。
- Solana Playground … インストール不要でブラウザだけでAnchorプログラムを書いて試せる公式ツール。
- Solana公式ドキュメント と Anchor公式ドキュメント … 最新のAPIやベストプラクティスの一次情報。
- devnet … このコースで見たとおり、無料のSOLでリスクなく実験できる環境。実際に手を動かして初めて理解が定着します。
Rustの文法そのものをもっと固めたい人は Rustコース へ、Ethereum・Solidityとの違いをより深く比較したい人は Solidityコース へ進むと、ブロックチェーン開発の視野がさらに広がります。
演習
このコースで学んだ用語のうち、「Ethereum/Solidityにも似た概念があるもの」と「Solana特有のもの」をそれぞれ3つずつ挙げてみましょう。
ヒント1を見る
似た概念の例には、スマートコントラクト(プログラム)、トークン、NFTなどがあります。
ヒント2を見る
Solana特有のものの例には、Proof of History、アカウントモデル(データとコードの分離)、PDA、CPIなどがあります。