導入
作業の前にバックアップを取ったり、ファイルを整理したりするのに使うのが cp(コピー)と mv(移動)です。特に「設定ファイルを編集する前に元をコピーしておく」のは、壊しても戻せるようにする、現場の基本の習慣です。
説明
cp コピー元 コピー先 でファイルを複製します。編集前のバックアップを取るときの定番です。
cp readme.txt readme.bak
ls
コピー先にディレクトリを指定すると、その中へ同じ名前でコピーされます。
cp readme.txt docs
ls docs
mv 移動元 移動先 は移動です。コピーと違い、元の場所からは無くなります。
mv readme.bak docs
ls docs
mv は名前の変更にも使います(同じ場所で別名に移動する、と考えると自然です)。
mv data.csv people.csv
ls
ディレクトリごとコピーしたいときは -r を付けます。
cp -r projects projects_copy
ls
やってみよう
cp readme.txt memo.txt でコピーを作り、ls で2つ並ぶのを確認しましょう。次に mv memo.txt notes.txt で名前を変え、ls で memo.txt が notes.txt に変わったことを確かめてください。
演習
readme.txt を readme.bak という名前でコピーしてください(元の readme.txt は残したままにします)。
ヒント1を見る
コピーは cp 元 先。cp readme.txt readme.bak
ヒント2を見る
mv だと元が消えてしまいます。残したいので cp を使います。