導入
ファイルの中身を見るには cat、たくさんの行から目的の行を探すには grep を使います。エディタを開かずに中身を確認できるのが、コマンドの速さです。設定ファイルやログを「サッと覗く」ときの主役です。
説明
cat(concatenate)は、ファイルの中身をそのまま表示します。
cat readme.txt
grep は「指定した文字列を含む行」だけを取り出します。grep 文字列 ファイル名 の順で書きます。
grep 東京 data.csv
-n を付けると行番号も表示されます。大文字小文字を区別したくないときは -i を付けます。
grep -n 東京 data.csv
先頭や末尾だけ見たいときは head と tail、行数を数えたいときは wc -l が便利です(第3章で詳しく扱います)。
head -n 2 data.csv
wc -l data.csv
やってみよう
cat data.csv で全体を見てから、grep 東京 data.csv で「東京」を含む行だけが絞り込まれることを確かめましょう。grep -n との違いも見てみてください。
演習
data.csv の中から「大阪」を含む行を、行番号つきで表示してください。
ヒント1を見る
行番号を出すオプションは -n です。grep -n 大阪 data.csv