導入
echo は渡した文字列をそのまま表示するだけのコマンドです。単純ですが、> と組み合わせると「文字列をファイルに書き込む」道具に変わります。設定ファイルを作ったり、ログを残したりする土台になる考え方です。
説明
echo に文字列を渡すと、その内容を表示します。
echo Hello, Linux!
出力を画面ではなくファイルに送るのがリダイレクト > です。echo 文字列 > ファイル名 と書くと、その文字列でファイルを作ります(すでにあれば中身を上書きします)。
echo メモ1 > memo.txt
cat memo.txt
> は上書きですが、>> は追記です。末尾に足したいときに使います。
echo メモ2 >> memo.txt
cat memo.txt
リダイレクトは echo 専用ではありません。あとの章で学ぶように、あらゆるコマンドの出力をファイルへ送れます。
やってみよう
echo hello > note.txt でファイルを作り、cat note.txt で中身を確認しましょう。続けて echo world >> note.txt を実行し、cat note.txt で行が増えていることを確かめてください。
演習
greeting.txt というファイルを作り、その中身が おはよう の1行だけになるようにしてください。
ヒント1を見る
上書きの > を使います。echo おはよう > greeting.txt
ヒント2を見る
確認は cat greeting.txt です。