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UMLコース · 第1章 UMLをはじめる · レッスン1

UMLとは ― 図で設計を共有する

導入

UML は、クラスやオブジェクト、処理の流れ、画面遷移といった「目に見えないソフトウェアの構造」を、決まった記号のルールで図にするための言語です。書く人によってバラバラにならず、誰が見ても同じ意味に読めることが最大の価値です。

説明

UML の図は大きく2種類に分けられます。

  • 構造図 … システムが「何でできているか」を表す(例: クラス図・コンポーネント図)
  • 振る舞い図 … システムが「どう動くか」を表す(例: シーケンス図・状態遷移図・ユースケース図)
共通言語がない設計 人によって図の描き方がバラバラ 読む人ごとに解釈がずれる レビューや引き継ぎで混乱 UML(共通言語)で描く 決まった記号のルールで描く 誰が見ても同じ意味に読める 設計・レビュー・引き継ぎが速い

このコースでは、設計書やレビューで目にする機会が特に多い図から順に扱います。

flowchart TD
    U["UML(図で設計を伝える言語)"] --> S["構造図<br/>何でできているか"]
    U --> B["振る舞い図<br/>どう動くか"]
    S --> C["クラス図"]
    S --> CP["コンポーネント図"]
    B --> SEQ["シーケンス図"]
    B --> ST["状態遷移図"]
    B --> UC["ユースケース図"]

読んでみよう

上の図は、この章から学ぶ内容の地図です。「クラス図は構造の仲間」「シーケンス図は振る舞いの仲間」という大分類だけ、まず頭に入れておきましょう。細かい記号は次章以降で1つずつ覚えます。

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