導入
UML は、クラスやオブジェクト、処理の流れ、画面遷移といった「目に見えないソフトウェアの構造」を、決まった記号のルールで図にするための言語です。書く人によってバラバラにならず、誰が見ても同じ意味に読めることが最大の価値です。
説明
UML の図は大きく2種類に分けられます。
- 構造図 … システムが「何でできているか」を表す(例: クラス図・コンポーネント図)
- 振る舞い図 … システムが「どう動くか」を表す(例: シーケンス図・状態遷移図・ユースケース図)
このコースでは、設計書やレビューで目にする機会が特に多い図から順に扱います。
flowchart TD
U["UML(図で設計を伝える言語)"] --> S["構造図<br/>何でできているか"]
U --> B["振る舞い図<br/>どう動くか"]
S --> C["クラス図"]
S --> CP["コンポーネント図"]
B --> SEQ["シーケンス図"]
B --> ST["状態遷移図"]
B --> UC["ユースケース図"]
読んでみよう
上の図は、この章から学ぶ内容の地図です。「クラス図は構造の仲間」「シーケンス図は振る舞いの仲間」という大分類だけ、まず頭に入れておきましょう。細かい記号は次章以降で1つずつ覚えます。