導入
いよいよ「実際に動く処理」を書く場所、PROCEDURE DIVISION です。ここまでの3つのDIVISIONが「準備」だとすれば、PROCEDURE DIVISIONは「本番」。多くの言語の main 関数の中身に相当します。
説明
まずは最もよく使う2つの命令、DISPLAY と STOP RUN を見てみましょう。
PROCEDURE DIVISION.
DISPLAY "Hello, COBOL!".
DISPLAY WS-MESSAGE.
STOP RUN.
DISPLAY "文字列".… 画面(標準出力)に文字列を表示します。多くの言語のprintに相当します。DISPLAY WS-MESSAGE.… 文字列リテラルだけでなく、DATA DIVISIONで宣言した変数も表示できます。STOP RUN.… プログラムの実行を終了します。PROCEDURE DIVISIONの最後には必ず書く、と覚えておいてください(これを書き忘れると、想定外の動作になることがあります)。- 文の末尾にはピリオド
.を付けます。多くの言語のセミコロン;に相当する、文の終わりの目印です。
PROCEDURE DIVISIONの中身は、上から順番に実行されていきます。これは他の多くの言語と同じ、素直な「逐次実行」です。
試すには
DISPLAY の行を好きなだけ増やして、複数行のメッセージを表示するプログラムを想像してみてください。次のレッスンでは、これまでの4つのDIVISIONをすべてつなげて、実際に動く「Hello, World」を完成させます。