導入
コンパイルエラーは、プログラムを実行する前に「文法がおかしい」と教えてくれるエラーです。実行される前に止まるので実は安全側。読み方さえ分かれば、エラーは「どこを直すべきか」の道案内になります。
図解
flowchart LR
S["ソースコード"] --> COMP["コンパイラ<br/>文法チェック"]
COMP -->|文法OK| RUN["実行できる"]
COMP -->|文法NG| ERR["コンパイルエラー<br/>行番号・エラー番号・内容を表示"]
style ERR fill:#fff3e0
サンプル
コンパイルエラーは「場所・エラー番号・内容」の形をしています。
// 下のコードはわざと壊してあります。実行するとコンパイルエラーが出ます。
int age = 20
Console.WriteLine(age);
このコードを実行すると、次のようなエラーが出ます(実際に上を実行して確かめましょう)。
(2,13): error CS1002: ; が必要です
(2,13)— 2行目の13文字目でエラー(場所)CS1002— エラーの識別番号(検索するとより詳しい説明が見つかる); が必要です— 内容。int age = 20の行末に;が抜けている
エラーは「最初の1件」から順に直すのが鉄則です(後続のエラーは最初のエラーの巻き添えのことが多い)。
演習
// TODO: 下のコードには文法ミスが1つあります。修正して "10" と出力されるようにしてください
int x = 10
Console.WriteLine(x);
- 期待される出力:
10
ヒント1を見る
エラーメッセージの行番号と「; が必要です」に注目します
ヒント2を見る
int x = 10; のように行末にセミコロンを付けます
まとめ
- コンパイルエラーは実行前に文法の誤りを教えてくれる(安全側)
- 「場所(行,列)・エラー番号(CSxxxx)・内容」の3点で読む
- 最初の1件から順に直す
次回: 実行中に起きる「実行時エラー(例外)」を読みます。