導入
データ分析の基本は「まず全体を要約する」こと。合計・平均・ばらつきといった統計量を numpy はすぐ出せます。
説明
配列に対して .sum()(合計)、.mean()(平均)、.max() / .min()(最大・最小)、.std()(標準偏差=ばらつき)が使えます。
import numpy as np
data = np.array([50, 60, 70, 80, 90])
print("合計:", data.sum())
print("平均:", data.mean())
print("最大:", data.max())
print("最小:", data.min())
print("標準偏差:", data.std())
標準偏差は「データが平均からどれくらい散らばっているか」の目安です。値が大きいほどばらつきが大きいことを表します。
np.median()(中央値)のように、関数の形で呼ぶものもあります。
import numpy as np
data = np.array([1, 2, 2, 3, 100])
print("平均:", data.mean()) # 極端な値に引っぱられる
print("中央値:", np.median(data)) # 真ん中の値。外れ値に強い
平均は 100 のような外れ値に引っぱられますが、中央値は真ん中の値なので影響を受けにくい、という性質の違いも大切です。
やってみよう
data.mean() と np.median(data) の差を見比べましょう。外れ値 100 を 3 に変えると、両者はどう近づくでしょうか。
演習
テストの点 np.array([65, 70, 68, 90, 72]) の平均点と最高点を、それぞれ print で表示してください。
ヒント1を見る
scores.mean() と scores.max()。