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Java文法コース · 第7章 文字列と標準ライブラリ ― よく使う道具箱 · レッスン31

Math ― 数学の計算をまとめて提供するクラス

ブラウザで完結

導入

最大値・最小値・絶対値・べき乗・平方根……こうした基本的な数学計算は、自分で書かなくても Math クラスが用意してくれています。

説明

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println(Math.max(10, 20));   // 大きい方 → 20
        System.out.println(Math.min(10, 20));   // 小さい方 → 10
        System.out.println(Math.abs(-7));       // 絶対値 → 7
        System.out.println(Math.pow(2, 10));    // 2の10乗 → 1024.0
        System.out.println(Math.sqrt(16));      // 平方根 → 4.0
        System.out.println(Math.floor(3.7));    // 切り捨て → 3.0
        System.out.println(Math.ceil(3.2));     // 切り上げ → 4.0
    }
}
  • Math.max(a, b) / Math.min(a, b) … 2つの値のうち大きい方/小さい方。
  • Math.abs(x) … 絶対値(符号を取り除いた値)。
  • Math.pow(底, 指数) … べき乗。結果は常に double です。
  • Math.sqrt(x) … 平方根。
  • Math.floor(x) … 小数点以下を切り捨て(マイナス方向に丸める)。
  • Math.ceil(x) … 小数点以下を切り上げ。

Math のメソッドはすべて static なので、インスタンスを作らずに Math.メソッド名(...) の形でそのまま呼び出せます。

やってみよう

下のエディタで Math.maxMath.pow などに渡す数値を変えて、結果がどう変わるか確かめましょう。Math.round(3.5) を呼び出すと何が返るかも試してみてください(四捨五入です)。

演習

Math.pow(2, 8) を計算して表示してください(結果は 256.0)。

ヒント1を見る

System.out.println(Math.pow(2, 8)); とそのまま呼び出します。

ヒント2を見る

Math.pow の戻り値は double なので、256.0 のように小数点付きで表示されます。

実際に動かしてみよう

下のエディタにJavaを書いて「実行」を押すと、学習用シミュレータが System.out.println の出力を表示します(本物のJVMではなく、教材の範囲を再現した軽量エンジンです)。クラス・継承・コレクションなども動きます。Scanner で入力を読む例は「標準入力」欄に値を入れてください。本文の例を書き換えて動かしてみましょう(Stream・ラムダ・スレッド・ファイル入出力など一部の機能は対象外です)。

Java — ブラウザ内で実行(学習用シミュレータ)

Javaの教材サブセットを動かす学習用シミュレータを読み込みます(本物のJVMではなく、動きを再現した軽量な自作エンジンです)。
スクロールして表示された時点でも自動で読み込まれます。