導入
毎回型を書くのが少し面倒に感じてきたかもしれません。型を省略できる var と、逆に「変わらない値」を守る final を紹介します。
説明
var を使うと、右辺の値から型を自動で推論してくれます(Java 10以降)。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
var name = "Java"; // String と推論される
var year = 2024; // int と推論される
var pi = 3.14; // double と推論される
System.out.println(name);
System.out.println(year);
System.out.println(pi);
}
}
var でも型がなくなるわけではありません。あくまで「コンパイラが型を推論してくれる」だけで、year は最初から最後まで int です。別の型の値は入れられません。
final をつけると、その変数は 一度だけ値を入れられる定数 になります。あとから変えようとするとエラーになります。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
final int MAX = 100;
System.out.println(MAX);
// MAX = 200; // ← これはエラーになる(final は変更できない)
}
}
「絶対に変わってほしくない値」(消費税率、上限など)に final をつけておくと、うっかり書き換えるミスを防げます。定数の名前は慣習として すべて大文字(MAX_SIZE など)にします。
やってみよう
下のエディタで var を使って変数を宣言し、表示してみましょう。final をつけた変数に再代入するとエラーになることも確かめてください。
演習
final double の定数 TAX(1.1)を作り、int price(500)に掛けた税込み価格を表示してください(結果は 550.0)。
ヒント1を見る
final double TAX = 1.1; int price = 500; と宣言します。
ヒント2を見る
price * TAX は double になります。System.out.println(price * TAX);。