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エンジニア就活コース · 第1章 IT業界を知る · レッスン1

IT業界の全体像 ― どんな会社があるのか

導入

「IT企業」と一口に言っても、自分たちのサービスを作って売る会社もあれば、他社に頼まれてシステムを作る会社、人手を貸す会社もあります。まずは大きな分類を、地図として頭に入れましょう。

説明

エンジニアが働く会社は、ビジネスの形(誰のために・誰のお金で作るか)で、ざっくり次のように分けられます。

自社開発 自分たちのサービス 受託開発 依頼されて納品 SES 客先に常駐 SIer 大規模を一括受注
  • 自社開発(自社サービス) … 自分たちのサービス・プロダクトを作って運営する。SNS、ゲーム、SaaS、ECサイトなど。作ったソフトウェアそのものが会社の売上になる。
  • 受託開発 … クライアント(発注元)から「こういうシステムを作って」と依頼されて開発する。完成して納品するとお金がもらえる。
  • SES(客先常駐) … 自社のエンジニアを他社の現場に送り、そこで働いてもらう形。技術者の労働時間に対してお金が支払われる。
  • SIer(エスアイアー) … 大企業や官公庁の大規模システムを、要件定義から設計・開発・運用まで一括で請け負う会社。受託開発の大規模版と考えるとよい。

どれが良い・悪いということはありません。安定した大規模案件に関わりたいなら SIer、最新技術で自分たちのサービスを磨きたいなら自社開発、というように「何を大事にするか」で向き不向きが変わります。この章では、それぞれの中身をこの後さらに詳しく分解していきます。

読んでみよう

まずは「会社ごとに“誰のために・誰のお金で作るか”が違う」という視点を持てば十分です。次のレッスンからは、それぞれの働き方の違いを一段深く見ていきます。