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エンジニア就活コース · 第1章 IT業界を知る · レッスン4

SESの実態 ― 良い現場・避けたい現場の見分け方

導入

SES(客先常駐)は「やめとけ」と言われることもあれば、「未経験の入り口として良い」とも言われます。実態は会社と案件次第です。就活生が正しく見極められるよう、光と影の両面を整理します。

説明

SESは、自社のエンジニアを客先の開発現場に送り、その労働時間に対して報酬を得るビジネスです。だからこそ、次のような良い面があります。

  • 未経験・第二新卒でも入りやすく、実務経験を積む入り口になりやすい。
  • いろいろな現場・技術・業界を経験でき、視野が広がる。
  • 良い案件に入れれば、大手や有名プロダクトの開発に関われることもある。

一方で、注意すべき影の面もあります。

  • 案件を選べないと、スキルの伸びない現場(テスト監視だけ等)が続くことがある。
  • 常駐先が転々とすると、腰を据えて技術を深めにくい。
  • 多重下請けの下層(レッスン6)に位置すると、報酬や裁量が小さくなりがち。
flowchart LR
    subgraph 良いSES
        G1["案件を選べる・希望を出せる"]
        G2["スキルアップ支援がある"]
        G3["上流・モダン技術の現場が多い"]
    end
    subgraph 避けたいSES
        B1["配属先が選べない"]
        B2["教育・評価が不透明"]
        B3["下層の作業だけが続く"]
    end

面接では、**「案件はどう決まりますか」「希望は通りますか」「今いる先輩はどんな現場にいますか」**と具体的に聞きましょう。答えが曖昧だったり、「行ってみないと分からない」ばかりなら要注意。逆に、案件選択の仕組みや育成制度を具体的に説明できる会社は信頼できます。

読んでみよう

SESそのものが悪いのではなく、「選べるか・伸ばせるか」が分かれ目です。未経験からのスタートでSESを選ぶなら、入り口と割り切り、1〜2年で何の技術を身につけるかを自分の中で決めておくと、次のキャリアにつなげやすくなります。