導入
新しいデータベースを開いたら、まず「中に何が入っているか」をざっと眺めてみましょう。Neo4jには、データベース全体を一望する定番のクエリがあります。
説明
MATCH (n) RETURN n LIMIT 25
このクエリは、「どんな種類でもいいので、ノードを25件まで返す」という意味です。
MATCH (n)…nという名前(変数)で、どんなラベルのノードにも一致するパターンを表す。丸括弧()が「ノード」を表す記号で、その中のnは「見つかったノードをこの名前で覚えておく」という変数宣言です。RETURN n… 見つかったnを結果として返す。LIMIT 25… 件数を25件までに制限する。データが大量にある場合に画面が固まらないようにするための安全策です。
Neo4j Browserでこのクエリを実行すると、ノードたちが円として、ノード同士のリレーションシップが線として描画されたグラフが表示されます。SandboxやAura Freeにはあらかじめ「映画データセット」などのサンプルデータが用意されていることが多く、このクエリ一発でデータの雰囲気をつかむことができます。
まずは細かい文法を気にせず、「MATCH で探して RETURN で返す」という骨格だけをここで押さえておきましょう。次のレッスンでCypherの読み方をもう少し詳しく見ていきます。