導入
これ以降の章では、共通の題材として「映画」と「俳優・監督」からなる小さなグラフを使います。ここでその全体像を確認しておきましょう。
説明
このコースで扱うデータは、次の2種類のノードと2種類のリレーションシップからなるシンプルなグラフです。
- ノードのラベル:
:Person(俳優・監督などの人物)、:Movie(映画) - リレーションシップの種類:
:ACTED_IN(出演した)、:DIRECTED(監督した)
graph LR
P1["(:Person<br/>name:'Keanu Reeves')"]
P2["(:Person<br/>name:'Lana Wachowski')"]
M1["(:Movie<br/>title:'The Matrix'<br/>released:1999)"]
P1 -- "ACTED_IN" --> M1
P2 -- "DIRECTED" --> M1
この図が表すスキーマ(データの形の設計図)を文章にすると、次のようになります。
Personノードはname(名前)やborn(生まれ年)といったプロパティを持つ。Movieノードはtitle(タイトル)やreleased(公開年)といったプロパティを持つ。PersonからMovieへ向かうACTED_INリレーションシップは「その人物がその映画に出演した」ことを表す。PersonからMovieへ向かうDIRECTEDリレーションシップは「その人物がその映画を監督した」ことを表す。
このデータセットは、Neo4j SandboxやNeo4j Browserのチュートリアルで実際に提供されている「Movies」データセットと同じ構成になっています。SandboxやAuraを開いたときに同名のデータセットが選べたら、ぜひそれを読み込んで、次章以降のクエリをそのまま試してみてください。次章では、このグラフを実際に CREATE で作るところから始めます。