導入
RETURN で返す列は、そのままだと p.name のような分かりにくい見出しになってしまいます。ここでは結果の整え方を学びます。
説明
AS を使うと、返す列に分かりやすい別名(エイリアス)をつけられます。
MATCH (p:Person {name: 'Alice'})
RETURN p.name AS name, p.born AS birthYear
こうすると、結果の表の見出しが p.name ではなく name、p.born ではなく birthYear になり、後でアプリケーションから結果を扱うときにも扱いやすくなります。
重複を取り除きたいときは DISTINCT を使います。
MATCH (a:Person)-[:ACTED_IN]->(:Movie)
RETURN DISTINCT a.name AS actor
このクエリは「1本でも映画に出演したことがある俳優の名前」を、重複なく1人1行で返します。同じ俳優が複数の映画に出演していても、DISTINCT によって名前は1回しか現れません。
なお、(:Movie) のようにリレーションシップの先のノードに変数名をつけない書き方もできます。「Movie ノードであることは条件にしたいが、後で使う必要はない」というときに使う省略記法です。必要な情報だけに変数名をつける、というのもCypherを読みやすく書くコツの一つです。