導入
コードを書いていると「昨日の状態に戻したい」「いつ・誰が・なぜこの行を変えたのか知りたい」場面が必ず来ます。ファイルを app_final.js app_final2.js app_本当に最終.js と増やして管理した経験はありませんか。バージョン管理システム(VCS) は、この「変更の履歴」をきれいに残し、いつでも過去に戻れるようにする仕組みです。Git はその中でも世界で最も使われている VCS です。
説明
Git を使うと、プロジェクトの状態を コミット という「セーブポイント」として積み重ねられます。あとから履歴をたどったり、特定のコミットまで巻き戻したりできます。
flowchart LR
A[変更を加える] --> B[ステージに載せる<br/>git add]
B --> C[コミットとして記録<br/>git commit]
C --> A
あるフォルダを Git で管理し始めるには、そのフォルダで git init を実行します。これで隠しフォルダ .git が作られ、以降の変更履歴がそこに記録されるようになります。
git init
一度きりの操作です。すでに Git 管理下のフォルダで実行しても壊れません(作り直しの案内が出るだけ)。
やってみよう
下の端末で git init を実行し、「Initialized empty Git repository」と表示されることを確認しましょう。プロンプトの表示に (main) が付き、main ブランチ上にいることが分かります。
演習
myproject フォルダを Git リポジトリにしてください。
ヒント1を見る
フォルダを Git 管理下に置くコマンドは1つだけです。git init