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AWS SAA(ソリューションアーキテクト)コース · 第10章 コスト最適化・移行・試験対策 · レッスン55

コストの可視化と管理

導入

コストは「最適化する」前に「見える化」しなければ手が打てません。AWSにはコストを分析・予測・管理するための専用ツール群があります。

説明

サービス役割使いどころ
AWS Cost Explorer過去の利用料金の傾向をグラフで可視化・分析「先月どのサービスにいくら使ったか」を調べる
AWS Budgets予算を設定し、閾値超過でアラート通知「今月の予算を超えそうならメールで知らせる」
Cost Allocation Tagsリソースにタグを付け、部門・プロジェクト単位で費用を集計「チームAとチームBのコストを分けて把握したい」
AWS Compute Optimizer過去の使用状況からEC2/Lambda等の適正サイズを機械学習で提案「このインスタンス、実はオーバースペックでは?」の答え合わせ
AWS Trusted Advisorセキュリティ・コスト・パフォーマンス等を自動チェックし改善提案未使用のElastic IPやアイドル状態のロードバランサーの検知
flowchart LR
    Explorer["Cost Explorer<br/>(過去を分析)"] --> Budgets["Budgets<br/>(未来に警告)"]
    Tags["Cost Allocation Tags<br/>(誰の費用か分類)"] --> Explorer
    Optimizer["Compute Optimizer<br/>(適正サイズ提案)"] --> RightSizing["Right Sizing実行"]

これらは役割が異なるため、問題文の動詞に注目すると選び分けやすくなります。

  • 分析したい/可視化したい」→ Cost Explorer
  • 予算超過を通知したい」→ Budgets
  • 部門ごとに費用を分けたい」→ Cost Allocation Tags
  • サイズが適正か機械的に判定したい」→ Compute Optimizer
  • 幅広く自動診断してほしい」→ Trusted Advisor

読んでみよう

Cost ExplorerとBudgetsの違い(過去の分析 vs 未来への警告)は頻出の引っかけです。「予算超過を事前に検知したい」という要件にCost Explorerを選ぶのは誤りで、正解はBudgetsです。動詞で見分ける習慣をつけましょう。