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AWS SAA(ソリューションアーキテクト)コース · 第7章 ネットワークの設計 · レッスン39

VPCエンドポイント ― AWSサービスへのプライベート接続

導入

プライベートサブネットのEC2からS3DynamoDBにアクセスしたいだけなのに、わざわざNATゲートウェイ経由でインターネットを通す必要があるのでしょうか。答えは「不要」で、その答えが VPCエンドポイント です。

説明

VPCエンドポイント は、VPC内からAWSサービスへ、インターネットやNATゲートウェイを経由せずプライベートに接続する仕組みです。2種類あります。

種別対象サービス仕組み課金
Gateway型S3、DynamoDBのみルートテーブルにエンドポイント宛のルートを追加無料
Interface型(PrivateLink)上記以外の大半のAWSサービス・一部SaaSサブネットにENI(プライベートIP)を作成時間課金+データ処理料
flowchart LR
    subgraph VPC["VPC (プライベートサブネット)"]
      EC2["EC2"]
    end
    EC2 -->|"Gatewayエンドポイント<br/>(ルートテーブル経由)"| S3["Amazon S3"]
    EC2 -->|"Interfaceエンドポイント<br/>(PrivateLink・ENI経由)"| Other["その他AWSサービス<br/>(SNS/SQS/KMS等)"]

VPCエンドポイントを使うメリットは2つです。

  • セキュリティの向上:通信がAWSネットワーク内で完結し、インターネットに一切晒されない
  • コストの削減:NATゲートウェイのデータ処理料金がかからない(Gateway型は無料)

読んでみよう

「プライベートサブネットからS3にアクセスしたいが、NATゲートウェイのコストを削減したい/インターネットを経由させたくない」という設問は、ほぼ確実にS3向けGatewayエンドポイントが正解です。「S3/DynamoDBはGateway型、それ以外はInterface型(PrivateLink)」という対応をそのまま覚えてください。