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AWS SAA(ソリューションアーキテクト)コース · 第6章 データベースの設計 · レッスン32

Amazon Aurora ― クラウドネイティブなRDBMS

導入

RDSより速く、より高可用性で、より柔軟にスケールするリレーショナルDBが欲しい ― そんな要件にSAAが用意する答えが Amazon Aurora です。

説明

Amazon Aurora は、MySQL・PostgreSQL互換のクラウドネイティブなRDBMSです。ストレージ層がAWS独自の分散設計になっており、標準RDSより高い性能・可用性を持ちます。

  • ストレージ:データは自動的に3つのAZに2つずつ、合計6コピー複製される。過半数のコピーが読み書き可能なら継続稼働できる高耐久設計
  • Auroraレプリカ:最大15台まで追加でき、ストレージを共有するためレプリケーション遅延がほぼゼロ。プライマリ障害時は既存のレプリカが自動昇格する(通常のRDSリードレプリカより高速なフェイルオーバー)
  • Aurora Global Database:プライマリリージョンのデータを、1秒未満の遅延で別リージョンへレプリケーション。リージョン全体の障害対策やグローバル展開に使う
  • Aurora Serverless v2:負荷に応じてキャパシティを自動的に増減。予測できない・断続的なワークロードに向く(アイドル時のコスト削減)
flowchart TD
    subgraph Region1["プライマリリージョン"]
      Primary["Auroraプライマリ"] --> R1["Auroraレプリカ"]
      Primary --> Storage["6コピー分散ストレージ<br/>(3AZ×2)"]
    end
    subgraph Region2["セカンダリリージョン"]
      Secondary["Auroraセカンダリ"]
    end
    Storage -.->|"Global Database<br/>1秒未満の遅延"| Secondary

SAAではこう問われる:「RDSより高い可用性と性能が欲しい」→ Aurora。「グローバル規模の読み取りとディザスタリカバリ」→ Aurora Global Database。「負荷が読めない・断続的」→ Aurora Serverless v2。

読んでみよう

Auroraは「RDSの上位互換」と覚えるだけでなく、**なぜ速いか(ストレージが分散・共有されているから)**を理解しておくと、応用問題にも対応できます。Global Databaseの「1秒未満」という数値もよく問われるポイントです。