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AWS SAA(ソリューションアーキテクト)コース · 第7章 ネットワークの設計 · レッスン37

VPCの設計 ― CIDRとサブネット

導入

AWS上のあらゆるリソースは、まず「どのネットワークに置くか」から設計が始まります。その土台となるのが VPC(Virtual Private Cloud) です。

説明

VPC は、AWSアカウント内に作る論理的に隔離された仮想ネットワークです。VPCを作成する際、最初に決めるのが CIDRブロックIPアドレスの範囲)です。例えば 10.0.0.0/16 を割り当てると、そのVPC内で約6万5千個のIPアドレスを使えます。

VPCの中は サブネット に分割して使います。サブネットは必ず1つのAZに属し、役割によって公開範囲を分けます。

サブネット種別特徴配置するもの
パブリックサブネットインターネットゲートウェイへのルートを持つロードバランサー、踏み台サーバー
プライベートサブネットインターネットゲートウェイへの直接ルートを持たないアプリケーションサーバー、DB

ルートテーブル は、サブネットごとの通信の行き先を決める設定です。「どのサブネットが、どこ(インターネット・他のVPC・オンプレミス)へ通信できるか」は、ルートテーブルで制御します。

flowchart TD
    subgraph VPC["VPC 10.0.0.0/16"]
      subgraph AZa["AZ-a"]
        Pub1["パブリックサブネット<br/>10.0.1.0/24"]
        Priv1["プライベートサブネット<br/>10.0.11.0/24"]
      end
      subgraph AZc["AZ-c"]
        Pub2["パブリックサブネット<br/>10.0.2.0/24"]
        Priv2["プライベートサブネット<br/>10.0.12.0/24"]
      end
    end

設計の鉄則可用性のため、パブリック・プライベートともに複数のAZにまたがってサブネットを作成します(第1章のMulti-AZの原則がここでも適用されます)。

読んでみよう

SAAでは「このリソースはパブリックサブネットに置くべきか、プライベートサブネットに置くべきか」を問う設問が頻出です。インターネットから直接アクセスされる必要があるものだけパブリック、それ以外(特にDB)は必ずプライベートに置く、が基本方針です。