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AWS SAA(ソリューションアーキテクト)コース · 第4章 コンピューティングの設計 · レッスン19

EC2購入オプションでコスト設計

導入

同じインスタンスでも、買い方次第で料金は数倍変わります。SAAのコスト最適化ドメインで最も出題頻度が高いのが、この購入オプションの使い分けです。

説明

EC2には5つの購入オプションがあり、それぞれ「安さ」と「柔軟性」のトレードオフが異なります。

購入オプション特徴割引率の目安向いている用途
オンデマンド使った分だけ、コミットなし基準(0%)短期・予測不能な負荷、開発初期
リザーブドインスタンス(RI)1年/3年の利用をコミット最大72%定常的に稼働し続けるワークロード
Savings Plans1年/3年、金額ベースでコミット(インスタンス種変更に柔軟)最大72%定常負荷だが将来インスタンスを変える可能性がある
スポットインスタンス余剰キャパシティを入札、中断あり最大90%中断に耐えられるバッチ処理、CI、ステートレスな並列処理
Dedicated Host物理ホストを専有割引なし〜中程度ライセンス持ち込み(BYOL)、コンプライアンス要件
flowchart TD
    Q["負荷の性質は?"] -->|24時間365日、定常的| RI["RI / Savings Plans"]
    Q -->|中断されても困らない| SP["スポットインスタンス"]
    Q -->|短期・スパイク・予測不能| OD["オンデマンド"]
    Q -->|ソフトウェアライセンスの都合で物理ホスト単位が必要| DH["Dedicated Host"]

RIとSavings Plansはどちらも長期コミットで大幅割引を得ますが、RIはインスタンスファミリー/リージョンを固定しがちで、Savings Plansは金額コミットなのでインスタンス変更に強いという違いがあります。「将来構成が変わるかもしれない」という文脈ではSavings Plansが優先されます。

読んでみよう

「本番の定常負荷はRI/Savings Plans」「バッチ・中断可はスポット」「短期・不確実はオンデマンド」という3分類をまず覚え、そのうえで「ライセンス」というキーワードが出たらDedicated Hostを思い出してください。コスト最適化ドメインの定番パターンです。