導入
最後は、これまでのレッスンで学んだことを組み合わせた総合演習です。変数・リスト・辞書・制御構文・関数・クラスを一度に使ってみましょう。
説明
例として、点数リストから合計・平均・最高点を求めるプログラムを見てみます。関数にまとめ、for で集計しています。
def summary(scores):
total = sum(scores)
average = total / len(scores)
return total, average, max(scores)
scores = [80, 95, 70, 88, 100]
total, average, highest = summary(scores)
print(f"合計: {total}点")
print(f"平均: {average:.1f}点")
print(f"最高: {highest}点")
# 合格(80点以上)の人数を数える
passed = [s for s in scores if s >= 80]
print(f"80点以上: {len(passed)}人")
学んだ道具(関数・タプルの戻り値・f-string・内包表記)が自然に組み合わさっていることに注目してください。
やってみよう
scores の中身を変えて、集計結果がどう変わるか確かめましょう。合格ラインの 80 を変えても試してください。
演習
prices = [100, 250, 80, 300] のうち、200円以上の商品だけを内包表記で取り出し、その個数を表示してください(結果は 2)。
ヒント1を見る
[p for p in prices if p >= 200] の len() を表示します。
おわりに
おつかれさまでした。ここまでで Python の基礎――値と型、文字列、コレクション、条件分岐と繰り返し、関数、クラスとモジュール――を一通り学びました。あとは作りたいものを決めて、手を動かしながら少しずつ広げていくのがいちばんの上達法です。分からないことが出てきたら、この教材に戻って確かめましょう。