導入
アカウントもリソースも増えてくると、「勝手に高価なものを作られないか」「今月なぜ急に請求が増えたのか」といった悩みが出てきます。これらにもそれぞれ専用のサービスがあります。
説明
ガバナンス(統治)を助けるサービスです。
| サービス | 何をするか |
|---|---|
| AWS Service Catalog | 管理者が承認した構成だけをカタログとして公開し、利用者はそこから選んで作る。野放図なリソース作成を防ぐ |
| AWS Control Tower | ベストプラクティスに沿ったマルチアカウント環境を自動構築(第8章) |
| AWS License Manager | ソフトウェアライセンスの使用状況を管理し、契約数の超過を防ぐ |
| AWS Well-Architected Tool | 自分の構成をWell-Architectedの6つの柱に照らして自己点検できるツール |
| AWS Compute Optimizer | 実際の使用状況から、過剰/不足なインスタンスサイズを機械学習で提案する |
| AWS Resource Groups / タグエディタ | タグを使ってリソースをまとめて扱う・一括で編集する |
請求・コスト管理の追加サービスです(第9章の続き)。
| サービス | 何をするか |
|---|---|
| AWS Cost Anomaly Detection | 普段と違う異常な支出を機械学習で検出し、通知する |
| AWS Billing Conductor | 社内の部門ごとに、独自のルールで請求を按分して見せる |
| AWS Cost and Usage Report(CUR) | もっとも詳細な利用明細(第9章) |
| Savings Plans / Cost Explorer / Budgets | 割引の購入と、可視化・予算アラート(第9章) |
flowchart LR
Admin["管理者"] --> SC["Service Catalog(承認済み構成だけ提供)"]
Use["利用状況"] --> CO["Compute Optimizer(適正サイズの提案)"]
Cost["支出"] --> CAD["Cost Anomaly Detection(異常検知)"]
Cost --> BC["Billing Conductor(部門別の按分)"]
コスト最適化の観点では、ライトサイジング(適正サイズ化)を助けるCompute Optimizerと、異常な支出にすぐ気づけるCost Anomaly Detectionが特に重要です。
読んでみよう
「承認済みの構成だけ使わせる=Service Catalog」「サイズの過不足を提案=Compute Optimizer」「支出の異常を検知=Cost Anomaly Detection」。