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AWSコース · 第6章 ネットワーク · レッスン27

VPC ― 自分専用の仮想ネットワーク

導入

EC2やRDSをAWS上に置くとき、それらは宙に浮いているわけではありません。どこかの「ネットワークの中」に配置されています。そのネットワークを自分の手で区切って作れるとしたらどうでしょうか。

説明

**Amazon VPC(Virtual Private Cloud)**は、AWSのクラウド内に構築する、利用者専用の論理的に隔離されたネットワーク空間です。他の利用者のネットワークとは完全に分離されており、自分だけの仮想的なデータセンターのように扱えます。

VPCを作るときは、まずCIDR(サイダー)ブロックと呼ばれるIPアドレスの範囲(例:10.0.0.0/16)を決めます。この範囲の中で、後述するサブネットに分割し、EC2インスタンスやRDSなどのリソースにIPアドレスを割り当てていきます。

flowchart TD
    subgraph VPC["VPC(10.0.0.0/16)"]
        EC2_1["EC2"]
        EC2_2["EC2"]
        RDS_1["RDS"]
    end
    Internet(("インターネット")) -.->|VPCの入口を経由| VPC

VPCは「自分専用の敷地」のようなものです。敷地の中をどう区切り、どこに何を置き、どこを外に開放するかをすべて自分でコントロールできます。次のレッスンでは、この敷地をさらに区画分けする方法を見ていきます。

読んでみよう

「VPC=クラウドの中に持つ自分専用のネットワーク」というイメージをまず持っておくと、この章全体の話がつながって理解しやすくなります。