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AWSコース · 第12章 AIと機械学習 ― 学習済みの賢さを借りる · レッスン59

AWSのAI/MLサービスの地図とSageMaker

導入

AIを使いたい」と言っても、自分でモデルを訓練するのか、すでに賢いAIを呼ぶだけなのかで、使うサービスはまったく違います。まずは全体の階層を押さえましょう。

説明

AWSのAI/MLサービスは、3つの階層で整理できます。

階層何をするか代表サービス
AIサービス(上位)学習済みのAIをAPIで呼ぶだけ。機械学習の知識は不要Rekognition・Comprehend・Polly など
MLサービス(中位)自分のデータでモデルを作る・訓練する・動かすAmazon SageMaker
MLフレームワーク/基盤(下位)TensorFlowなどを動かす計算資源そのものGPU搭載のEC2、AWS Trainium/Inferentia

Amazon SageMakerは、機械学習モデルの準備 → 学習(トレーニング)→ 評価 → デプロイ(推論エンドポイント公開)という一連の作業を、1か所でまとめて行えるフルマネージドのサービスです。ノートブック環境、学習用のインスタンス管理、モデルの公開までを面倒みてくれるため、「機械学習のためのインフラを自分で組む」必要がなくなります。

flowchart TD
    A["AIサービス:呼ぶだけ<br/>Rekognition / Polly / Comprehend"] --> Need1["機械学習の知識ほぼ不要"]
    B["SageMaker:自分で作る<br/>データ準備→学習→デプロイ"] --> Need2["自社データ専用のモデルが必要"]
    C["EC2(GPU)・Trainium/Inferentia"] --> Need3["フレームワークから自分で組む"]

「まず学習済みのAIサービスで足りないかを考え、足りなければSageMakerで自分のモデルを作る」というのが、AWSがすすめる順番です。

読んでみよう

「学習済みAIを呼ぶ=AIサービス」「自分でモデルを作る=SageMaker」。この2階層の区別だけで、CLFのAI関連の設問はかなり解けます。