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AWSコース · 第14章 まだ出会っていない重要サービス · レッスン68

目的特化型データベース ― 用途ごとの最適解

導入

第5章でRDSDynamoDB・Redshiftを学びました。AWSはさらに「この用途にはこのデータベース」という専用サービスを揃えています。これを目的特化型(purpose-built)データベースと呼びます。

説明

サービス得意なデータ典型的な用途
Amazon DocumentDBドキュメント(JSON形式・MongoDB互換)柔軟な構造のデータをそのまま保存したいアプリ
Amazon Neptuneグラフ(つながり)SNSの友達関係、レコメンド、不正検知の関係分析
Amazon Keyspacesワイドカラム(Apache Cassandra互換)既存のCassandraアプリをマネージドで動かす
Amazon Timestream時系列データIoTセンサーの計測値、システムのメトリクス
Amazon QLDB台帳(変更できない履歴)取引履歴のように「改ざんされていない証明」が要るデータ
Amazon MemoryDB for Redisインメモリ(永続性あり)超高速かつデータを失いたくない用途
Amazon ElastiCacheインメモリ(キャッシュデータベースの手前で応答を速くする(第5章)
flowchart TD
    Q["どんなデータか?"] --> D1["つながり・関係性 → Neptune"]
    Q --> D2["時刻つきの計測値 → Timestream"]
    Q --> D3["改ざん不可の履歴 → QLDB"]
    Q --> D4["JSONドキュメント → DocumentDB"]
    Q --> D5["Cassandra互換 → Keyspaces"]

AWSが「1つの万能データベースですべてを賄う」のではなく用途ごとに分けているのは、データの形と使い方によって最適な設計が違うからです。試験ではシナリオの中のキーワード(「関係性」「時系列」「改ざん防止」など)から、対応するサービスを選ばせる形で出ます。

読んでみよう

キーワードとサービスの対応で覚えましょう。「関係→Neptune」「時系列→Timestream」「台帳・改ざん防止→QLDB」「MongoDB互換→DocumentDB」「Cassandra互換→Keyspaces」。