導入
知識が入っていても、当日の進め方と問題文の読み方を知らないと点を落とします。仕上げに「解き方」を整えておきましょう。
説明
問題文の読み方には型があります。CLFの設問は、状況説明のあとに「何を最優先しているか」を示すキーワードが必ず入っています。そこを見つければ選択肢は絞れます。
| 設問のキーワード | 効かせるべき考え方 |
|---|---|
| 「最もコストを抑えて」 | スポット/リザーブド・Savings Plans/安いストレージクラス/ライトサイジング |
| 「運用の手間を最小にして」「管理不要で」 | マネージドサービス・サーバーレス(Lambda / Fargate / Aurora Serverless) |
| 「高可用性」「障害に強く」 | 複数AZへの分散、ELB+Auto Scaling、マルチAZ配置 |
| 「最小限の変更で」「そのまま移したい」 | Rehost(リフト&シフト)、Storage Gateway、Amazon MQ |
| 「誰が操作したか」 | CloudTrail(性能ならCloudWatch、設定ならConfig) |
| 「リアルタイムに」 | Kinesis(バッチならGlue+Athena) |
| 「インターネットを経由せず」 | VPCエンドポイント/PrivateLink/Direct Connect |
当日の進め方の目安は次の通りです。65問90分なので、1問あたり約80秒。迷った問題に長居しないことが最大のコツです。
- 1周目は分かる問題だけを確実に答え、迷ったら見直しフラグを立てて先へ進む。
- 選択肢は明らかに違うものから消す。AWSのサービス名が用途とまったく合っていない選択肢は、たいてい消せます。
- 「2つ選べ」の複数選択は、部分点がありません。2つとも自信のある組み合わせを選びます。
- 無回答にはしない。減点はないので、絞り込んだうえで必ずマークします。
flowchart LR
A["1周目:分かる問題を確実に"] --> B["迷う問題はフラグを立てて飛ばす"]
B --> C["2周目:フラグ問題だけ再検討"]
C --> D["最後に無回答ゼロを確認"]
直前チェックリストとして、次の10項目を口頭で説明できるか確かめてみてください。すべて言えれば合格ラインです。
- クラウドの6つの利点/IaaS・PaaS・SaaSの違い
- リージョン・AZ・エッジロケーションの3層
- Well-Architected Framework の6つの柱
- 責任共有モデル(AWS側と利用者側の線引き)
- IAMのユーザー・グループ・ロール・ポリシーと最小権限
- EC2の購入オプション5種と使い分け
- S3のストレージクラスとライフサイクル
- SG と NACL、CloudWatch・CloudTrail・Config の違い
- 料金の3要素(コンピュート・ストレージ・データ転送)とサポートプランの境界線
- SQS・SNS・EventBridge・Step Functions の役割分担
読んでみよう
「キーワードから考え方を引く」「迷ったら飛ばす」「無回答をゼロにする」。この3つを守るだけで、同じ知識量でも得点は変わります。