導入
ここまで登場したセキュリティ関連サービスは数が多く、混同しやすいところです。最後に一覧で総整理しておきましょう。
説明
| カテゴリ | 目的 | サービス |
|---|---|---|
| 認証・認可 | 誰が何にアクセスできるかを管理する | IAM |
| ネットワークの防御 | DDoS攻撃を防ぐ | Shield |
| ネットワークの防御 | Webアプリへの攻撃をブロックする | WAF |
| 検知 | 不審なアクティビティを継続的に検知する | GuardDuty |
| 検知 | ソフトウェアの脆弱性を見つける | Inspector |
| データ保護 | S3内の個人情報を検出する | Macie |
| データ保護 | 暗号鍵を管理する | KMS(専有HWはCloudHSM) |
| データ保護 | パスワードなどの機密情報を管理する | Secrets Manager |
| データ保護 | SSL/TLS証明書を管理する | Certificate Manager |
| 調査 | インシデントの原因を調査する | Detective |
| コンプライアンス | 監査資料を入手する | Artifact |
| コンプライアンス | 構成が基準に沿っているか評価する | Config |
flowchart TD
Sec["セキュリティサービス"] --> Auth["認証・認可<br/>IAM"]
Sec --> Defend["防御<br/>Shield / WAF"]
Sec --> Detect["検知<br/>GuardDuty / Inspector"]
Sec --> Protect["データ保護<br/>Macie / KMS / Secrets Manager / ACM"]
Sec --> Invest["調査<br/>Detective"]
Sec --> Comply["コンプライアンス<br/>Artifact / Config"]
CLF試験の設問は「この状況ではどのサービスを使うべきか」という形で出題されることが多いため、サービス名の暗記よりも、この表の「カテゴリ→目的」の対応関係で覚えておくほうが応用が利きます。
具体例
新規サービスのリリース前に、セキュリティチームが「やることリスト」を作りました。1つずつ、担当サービスを当てはめてみましょう。
| チェック項目 | 使うサービス |
|---|---|
| 社員とアプリに、必要な分だけの権限を割り当てる | IAM |
| 発売日のアクセス集中やDDoSに備える | Shield |
| ログイン欄への不正な入力をブロックする | WAF |
| 稼働後の不審な挙動を継続的に見張る | GuardDuty |
| サーバーに既知の脆弱性が残っていないか点検 | Inspector |
| S3に個人情報がうっかり平文で置かれていないか | Macie |
| 保存データとDBパスワードを暗号化・安全管理 | KMS / Secrets Manager |
| サイトの通信をHTTPS化する | Certificate Manager |
| S3が公開設定になっていないか常時監視 | Config |
| 監査で「AWSの準拠証拠」を求められたら | Artifact |
これで、リリース前チェックリストがそのままAWSサービスの地図になります。試験本番でも「この状況では?」と問われたら、まず“防ぐ/見つける/守る/証明する”のどの列かを考えるのが近道です。
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迷ったら「これは防ぐ話か、見つける話か、鍵の話か、証明する話か」と自問し、この早見表のどの列に当たるかで考えると答えにたどり着きやすくなります。