導入
会社が大きくなると、開発用・本番用・部署ごとに、AWSアカウントを何十個も持つことになります。それらをバラバラに管理するのは大変です。まとめて統治する仕組みが AWS Organizations です。
説明
AWS Organizationsは、複数のAWSアカウントを1つの組織としてまとめて管理するサービスです。主なメリットは2つあります。
- 一括請求(Consolidated Billing) … すべてのアカウントの請求を親アカウントにまとめられる。使用量が合算されるため、ボリューム割引やリザーブドインスタンスの共有が効き、コスト面で有利になる。
- ガードレール(SCP) … **サービスコントロールポリシー(SCP)**を使い、「このOU(アカウントのグループ)では特定のリージョンしか使わせない」といった上限ルールを組織全体に強制できる。
AWS Control Towerは、この Organizations を土台に、ベストプラクティスに沿った複数アカウント環境(ランディングゾーン)を自動でセットアップしてくれるサービスです。ゼロから安全なマルチアカウント構成を作る手間を大きく減らせます。
flowchart TD
M["管理アカウント 一括請求"] --> OU1["OU 開発"]
M --> OU2["OU 本番"]
OU1 --> A1["アカウントA"]
OU1 --> A2["アカウントB"]
OU2 --> A3["アカウントC"]
M -.SCPでガードレール.-> OU1
M -.SCPでガードレール.-> OU2
読んでみよう
「複数アカウントの一括請求とガードレール=Organizations」「安全な複数アカウント環境を自動構築=Control Tower」。この2つはセットで問われます。