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AWSコース · 第4章 ストレージ · レッスン21

データ移行とハイブリッドストレージ

導入

すでに社内サーバー(オンプレミス)で大量のデータを運用している場合、それを一気にAWSへ持っていくのは簡単ではありません。回線の細さやデータ量に応じて、AWSには複数の移行手段が用意されています。

説明

代表的な移行・ハイブリッド利用のサービスは次の3つです。

  • AWS Storage Gateway … オンプレミスの環境とAWSのクラウドストレージをつなぐハイブリッドクラウドサービス。オンプレミス側からは通常のファイルサーバーやディスクのように見えるが、裏側ではデータがS3などに保存される。既存のシステムを大きく変えずにクラウドストレージを併用したい場合に使う。
  • AWS Snow Family(Snowball など) … データを転送するための物理デバイスをAWSから取り寄せ、そこに大量のデータをコピーしてAWSへ送り返すサービス。ネットワーク回線が細い・不安定で、オンラインでのアップロードでは何週間もかかってしまうような非常に大容量のデータ移行に使う。
  • AWS DataSync … オンプレミスとAWSストレージの間(あるいはAWSストレージ同士)で、データをオンラインで自動的に同期・転送するサービス。手作業のスクリプトでコピーするより高速かつ簡単に移行できる。
graph LR
  onprem["オンプレミスのサーバー"] -- 回線が細い・大容量 --> snow["Snow Family(物理デバイス)"]
  onprem -- 回線はある・自動転送したい --> datasync["DataSync(オンライン転送)"]
  onprem -- 既存システムをそのまま使いたい --> gw["Storage Gateway(ハイブリッド)"]
  snow --> s3["S3など"]
  datasync --> s3
  gw --> s3

読んでみよう

「回線が細すぎて送れない量のデータ→Snow Family」「オンラインで自動的に同期したい→DataSync」「既存システムを変えずにクラウドを裏側で使いたい→Storage Gateway」という使い分けを押さえておきましょう。