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BecomeCoder

AWSコース · 第6章 ネットワーク · レッスン30

Route 53 ― DNS

導入

example.comのようなドメイン名を入力するだけでWebサイトが表示されるのは、その裏で「ドメイン名を実際のサーバーのIPアドレスに変換する」仕組みが働いているからです。

説明

Amazon Route 53は、AWSが提供する**DNS(Domain Name System)**サービスです。人間が読みやすいドメイン名(例:example.com)を、コンピューターが通信に使うIPアドレスに変換する役割を担います。「53」はDNSが使う通信ポート番号にちなんでいます。

Route 53の主な機能は次のとおりです。

  • ドメイン登録 … 新しいドメイン名を取得・管理できる。
  • DNSルーティング … ドメイン名への問い合わせを、目的に応じたルーティングポリシーで振り分ける。
  • ヘルスチェック監視対象のサーバーが正常に応答しているかを定期的にチェックし、障害時には正常なサーバーへ自動的に切り替える。

主なルーティングポリシーには、次のようなものがあります。

ポリシー内容
シンプル1つのドメインに1つの宛先を割り当てる基本形
加重(Weighted)複数の宛先に、指定した比率でアクセスを振り分ける(例:新バージョンへ10%だけ流すカナリアリリース)
レイテンシベース利用者から見て最も応答が速いリージョンへ振り分ける
フェイルオーバーヘルスチェックと組み合わせ、主系に障害があれば自動的に副系へ切り替える
位置情報利用者の所在地(国・地域)に応じて異なる宛先へ振り分ける
flowchart LR
    User["利用者"] -->|example.com への問い合わせ| R53["Route 53"]
    R53 -->|ヘルスチェックで正常な方へ| Region1["東京リージョンのサーバー"]
    R53 -.->|障害時はこちらへ切り替え| Region2["米国リージョンのサーバー"]

読んでみよう

「Route 53=ドメイン名をIPアドレスに変換するDNSサービス」という基本に加えて、フェイルオーバールーティングが「障害時の自動切り替え」に使われる点は頻出です。