本文へスキップ
BecomeCoder

AWSコース · 第5章 データベース · レッスン23

Amazon Aurora

導入

RDSでMySQLやPostgreSQLを使えることは分かりました。では、同じMySQL互換なのに「もっと速くて丈夫」なデータベースが欲しいときはどうすればよいでしょうか。

説明

Amazon Auroraは、AWSが独自に開発した、MySQLおよびPostgreSQLと互換性のあるリレーショナルデータベースです。RDSという製品ファミリーの中の1つのエンジンという位置づけですが、クラウド向けに設計し直されているため、一般的なMySQL/PostgreSQLと比べて高いパフォーマンスと可用性を持ちます。

Auroraの主な特徴は次のとおりです。

  • 高性能 … 標準的なMySQLの最大5倍、PostgreSQLの最大3倍のスループットが出るとAWSは説明している(数値はワークロードによって変動)。
  • 高可用性 … データを1つのリージョン内の複数のアベイラビリティーゾーンに、自動的に複数コピーして保持する。一部のディスクやAZに障害が起きてもデータを失いにくい構造になっている。
  • ストレージの自動拡張 … 使用量に応じてストレージ容量が自動的に増えていくため、容量設計に悩まされにくい。
  • Aurora Serverless … 負荷に応じてデータベースの容量を自動的に増減させるサーバーレス形態も選べる。
flowchart TD
    subgraph RDS["Amazon RDS(ファミリー)"]
        MySQL["MySQL"]
        Postgres["PostgreSQL"]
        MariaDB["MariaDB"]
        Oracle["Oracle / SQL Server"]
        Aurora["Aurora(MySQL/PostgreSQL互換・高性能版)"]
    end

「MySQL/PostgreSQLの互換性は保ちつつ、性能と可用性をクラウドに最適化して底上げしたもの」がAuroraだとイメージすると理解しやすいでしょう。既存のMySQL/PostgreSQL資産をそのまま活かしつつ性能を上げたい場合の第一候補になります。

読んでみよう

「AuroraはRDSの中のエンジンの1つ」という位置づけと、「MySQL/PostgreSQL互換だがAWS独自で高性能・高可用」という特徴はセットで覚えておきましょう。